「WiX」や「jimdo]などのホームページ作成サービスや「BASE」「STORES」などのショッピングサイト作成サービスでは
「誰でも簡単。無料でホームページ制作」を売り文句にしています。
この「誰でも簡単。無料でホームページ制作」は「本当」でもあり「本当ではなく」もあります。
WiXではAI作成モードがあり質問に答えていくとページが出来上がったり、豊富なテンプレートから自分のイメージに近いテンプレートを選んで、画像やテキストを入れ替えて行けば「ホームページ」として公開はできますので、ある意味正しいと言えます。
では必要な情報が載っていてネット上に公開されていれば「ホームページ」かといえば、それはホームページの形態になっているだけで、本当の意味でのホームページになっていません。
ホームページ(今はWEBサイトと言います)の目的はなんでしょう?
インターネットが広まってWEBサイトが公開できるようになってすぐの頃は、自社のホームページがあることが目的だった時代もありました。でも現在ではWEBサイトを持つということが目的ではなく、WEBサイトで何をするかがはっきりしていなければそのWEBサイトの存在意義はありません。
例えば
「会社や店舗のブランドを高めて集客や販売につなげる」「自社やお店の業務やサービスを広く知ってもらい売上に繋げる」「オンラインショップで売上を増やしたい」など何らかの目的が必ずあるはずです。
その目的を達成するためには、マーケティングに合わせたデザインや色彩計画、ホームページを訪問したユーザーが見たい情報に簡単にアクセスできる使い勝手、美しい写真などホームページをビジネスに有効に活用できるものにするためにはそれなりのデザインやITの専門知識や経験が必要だということです。
AIで自動的に作成されたWEBサイトやテンプレートの写真やテキストを入れ替えて作成したサイトがその目的を十分に達成できるかというと難しいと言わざるを得ません。
要するに「誰もが簡単に作れるほど、目的を達成できる効果的なホームページを作ることは甘くないということです。」
いくらスマホの性能が良くなってもプロカメラマンの撮影した写真には敵いませんし、画像処理には高額な画像処理アプリが必要ですし、ロゴやイラストを描くためには専用のデザインアプリが必要です。
例えばabcd.comなどのようにドメインを設定しようと思えば専門の知識が必要になります。
お店や会社のホームページはビジネスに繋げるツールです。趣味のホームページならご自身で作成されても問題ないと思いますが、事は売上や集客に関わることです。
また無料で使えるものは広告や使用できる機能に制限もあります。結局ビジネスに使おうと思えば有料のプランを契約する必要もあります。
例えば運よく、自分で作ったものが目的を達成できるWEBサイトとして出来上がったとしても
「このページはWiXで作成されました」って表示されているWEBサイトをあなたが訪問したら「ああ、この会社はケチってるなあ」って思いませんか?
テンプレートを使えばどこかの誰かは同じテンプレートを使ってWEBサイトを公開しているわけですから、自分の会社やお店と同じイメージのWEBサイトが必ず存在するということですよね。
それって結構なイメージダウンですよね。
だから
「誰でも簡単。無料でホームページ制作」はある意味正しくある意味間違っているのです。
当社が「WiX」「BASE」「STORES」を使用しているのは、そのコストパフォーマンスと公開後にお客さま自身で運用ができる仕組みを備えているからです。
WiXの制作代行を行う会社は日本国内でも増えてきています。当社のプランより安い制作料金をうたっている会社もたくさんあります。
でも残念ながら、そのほとんどが一番安いプランはお客さまが選んだテンプレートの画像とテキストを差し替えるものです。
当社が徹底したヒアリングに時間をさいて、テンプレートを使わずにクライアントの目的に合ったオリジナルのレイアウトやデザインを提供するのはサイト(クライアント)の目的をより効果的に確実に達成するのに必要だからです。
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